異世界で一攫千金!!漫画『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』が面白い

異世界で一攫千金!目指せ、金貨8万枚!

今回は、異世界と現実世界を行き来して老後の為の資金を稼ぐ、少し変わったお話です。

 

あらすじ

18歳でありながら中学生に見られてしまう童顔小柄な少女・ミツハは、高校卒業を目前にして両親と頼れる兄を一度に失い、いきなり天涯孤独の身になってしまう。

そんなある日、崖から転落し中世ヨーロッパ程度の文明レベルである異世界へと転移した。

狼との死闘ののち謎の存在と遭遇、その存在の一部との融合?により地球との行き来ができるようになったミツハは、2つの世界をまたいで生きることを決意する。

「老後の安泰のため、目指せ金貨8万枚!」

ミツハの能力と魅力

二つの世界を行き来できるようになったミツハは、最初は異世界間での物々交換による一攫千金を思いつきます。

異世界の文明の進歩を歪めないよう、おかしな物は流通させないっと悩むものの、

「でも、自分の楽ちん生活と身の安全のためには自重しないよ!」
「いざとなったら転移で逃げるから!」

と、最終的にはやりたい放題(笑)

表に現れる言動はまともだが、頭の中は少々アレ(←ここ重要)な雑学少女山野ミツハ。

拳銃を身につけて、西洋人には子供に見られる小柄な身体でお金儲けに勤しみます(笑)

ミツハは異世界間移動の他に、他者と会話をする、それだけで会話と筆記の両方をマスターできるという「言語の習得能力」や弱いし時間もかかるが部分欠損・傷なども治せる「治癒能力」といった、チートといっても過言ではない能力を所持しています。

そんなチートなミツハの印象は、「それは流石に言い訳が苦しい(笑)」と思わされる時も多々あり、異世界系の話の中では、ずば抜けて道を外れている感があります(笑)

周囲との関係性

割と始めのほうから異世界常識をブッ飛ばし気味ではあったミツハですが、童顔な見た目と「どうにかしてあげたい」というミツハの思いを汲むように、

「まぁミツハだから」
「面白い娘」

と、周りの人間たちが身分に関わらずミツハに惹かれていく模様が素敵です。

ミツハも自分自身に対する悪意、自分の大事なものに対する悪意に関しては容赦がなく、(知り合いの)職権乱用・チート乱用で悪意を向ける存在を圧倒します。

あとがき

タイトルと表紙を見ただけでは「謎」としか思えなかったのですが、読んでみると話が終わるたびに爽快な気分になれました。

一言でいうなら「滅茶苦茶でアレな美少女黄門様」・・・な感じですかね!?(笑)

古い言い方ですが・・・「ハチャメチャで痛快」(言ってて恥ずかしい)という、言葉がそのまま詰まっている作品だと思います。

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