これまで無料のワードプレステーマを利用していたのですが、いざデザインの変更や機能の追加をしようとすると大変で、ものすごく時間がかかっていたので、解消のために有料テーマの一つである「THE THOR」を購入しました。
有料テーマを購入するにあたって、どれにするかで相当悩んだのですが、今回「THE THOR」を選んだ主な理由は以下になります。
・デザイン知識がなくても、それっぽいものが作れそう
・他のテーマだとプラグインや追加購入で提供されている機能が最初から使える
・記事装飾機能が豊富
デザイン知識がなくても、それっぽいものが作れそう
「THE THOR」は、センスのあるデザインが公式から提供されています。
プラグイン「Customizer Export/Import」を導入し、公式からデザインファイルをダウンロードして適用するだけで、簡単にセンスあるサイトにする事ができるのです。
デザインは9つ(2019年3月時点)用意されていますので、「デザインを変更したいが、どうしたらいいかわからない」、「デザイン案が思いつかない」などの悩みは解決されるのではないでしょうか。
仮に希望に沿うデザインが見つからなくても、理想に近いものを選んで細かい部分は自分で変更という方法も取れるので安心です。

他のテーマだとプラグインや追加購入で提供されている機能が最初から使える
目次や人気記事の設定など、プラグインを用いて表示する機能は一通り使える印象です。
また、他テーマでは追加購入することで使用できるタグ管理機能も最初から使用する事ができます。
SEO対策についても、ネット上で拾える情報だけでの比較にはなりますが「AFFINGER5」や「DIVER」といった有名テーマにも引けを取らないように感じました。
テーマ自体に十分なSEO対策が施されているとのことで、いくつか例を挙げると
・記事ごとにtitle・meta description・meta robotの設定
・カテゴリ・タグページでも個別にtitle・meta descriptionの設定が可能
・「AMP・PWA」、「Gzip 圧縮・ブラウザキャッシュ」、「画像遅延読み込み・CSS非同期読み込み」を標準装備
などがあります。
モバイルページを高速表示させるAMP対応はもちろんのこと、Googleが推奨する革新的技術 PWAにも対応しています。
PWA対応されていると、ユーザーはサイトをスマホのホーム画面にダウンロードして、アプリ感覚で使う事ができ、これにより表示速度の劇的な向上が見込め、オフラインでもサイトを表示する事ができます。
Googleはページの表示速度についても重視する傾向があるとのことなので、対応しているテーマが少ない中、先駆けていち早くPWA対応しているのは凄いところだと思います。
記事装飾機能が豊富
他の有料テーマを使用した事がないため、それらと比較はできないのですが、種類の豊富さに圧倒されました。
見出しのデザインは53種類あるためデザインに困りませんし、マーカやラベル、ボックス、会話吹き出しといったパーツも標準で用意されていて、色やデザインを変更することもできるので自分だけのオリジナルパーツを作成することもできます。
以下は多数の装飾機能からいくつか抜き出したものです。
ラベル
角丸レッドラベル
ピンクアイコンラベル
ターコイズグラデ右寄せラベル
ボタン
ボックス
吹き出し
あとがき
有料テーマを使用するのは初めてのことだったのですが、結論として、購入してよかったなと思っています。
いくつか機能例を挙げましたがほんの一部で、使ってみると本当に多機能です。有料テーマを初めて使う方はもちろんのこと、他テーマを利用されている方も「こんな変更ができるのか」と驚く点があるのではないかと感じました。
これだけ機能が多いと、どれを選択するかが大変だったりもするのですが(笑)
14,800円(税別)という点で物怖じする方もいるかもしれませんが、確実に価格以上のポテンシャルを秘めています。
本当に魅力的なテーマですので、少しでも気になっている方は是非使ってみてください。